開催日時

2011年6月29日（水曜日）　午後3時00分から午後4時15分まで

開催場所

脳血管研究センター

出席者

• 安井理事長
• 小畑副理事長
• 鈴木理事
• 谷田部理事
• 椎名理事
• 伊藤理事
• 河野監事

議事

報告事項

職員採用試験応募状況について

全体では24人の募集に対し63人の応募状況となっているが、看護師及び薬剤師については採用予定者数を満たしておらず、追加募集を実施する必要性がある旨の報告が事務局よりなされた。

審議事項

第1号議案　2010年度決算案について

医業収益の増加及び医業費用の縮減等により、総収益が87億7千万円、総費用が87億円、差し引き7千万円の総利益を計上し、年度計画との比較においても大幅な収益改善が図られたとする「平成22年度決算案」について審議の結果、原案どおり異議なく承認された。

第2号議案　2010年度事業報告書案について

法人化2年目を迎えた2010年度は、独立組織としてのメリットを活かし、迅速な意思決定と医療スタッフの確保などにより、機動的な病院経営を行いながら、医療サービスの向上を一層図るとともに、財務会計等新たなシステムの稼働と職員間の経営意識の高まりなどが一体となり、効率的な業務体制の構築に向けた本格的な取り組みをスタートさせた。

医療や介護に関わる社会的な改革が進められる中にあって、地域医療を取り巻く環境は医師不足など依然として厳しい状況が続いていることに加え、23年3月11日に発生した東日本大震災への対応も行いながら、一つ一つの課題に役職員が一丸となって取り組み、経営の安定化に向けて努力してきた。

その結果、「病床利用率」は当初目標には届かなかったものの昨年度実績を上回り、また、外来収益の増加、診療報酬改定による診療単価のアップ及び修繕費等の経費縮減により、単年度収支では利益計上を達成し、年度計画に比べて大幅な収支改善を図ることとなった。

このように、県から示された中期目標に対応した中期計画及び年次計画に基づき、各種事業を着実に展開してきており、2010年度の事業実績は概ね順調に推移しているとする「平成22年度事業報告書案」について審議の結果、原案どおり異議なく承認された。

なお、事業実績報告の審議に先駆け、全体として事業を順調に実施しているとする「平成22年度に係る業務の実績に関する自己評価」をとりまとめた。