開催日時

2018年10月17日（水曜日)　午後4時00分から5時00分

開催場所

脳血管研究センター2階　第1会議室

出席者

• 鈴木理事長
• 遠藤副理事長
• 三浦理事
• 永田理事
• 下川理事
• 廣嶋監事
• 河野監事

議事

報告事項

8月分月次決算報告について

脳研は、入院患者数が減、入院単価が増、外来患者数が減、外来単価が増となって医業収益は計画を下回り、材料費の減などにより医業費用は計画を下回った。リハセンは、入院患者数が減、入院単価が増、外来患者数と外来単価が減となって医業収益は計画を下回り、給与費などの減により医業費用は計画を下回った。損益は、脳研、リハセンともに利益計上となったとの報告が事務局よりなされた。

9月県議会における審議状況について

9月20日、21日の福祉環境委員会において、新棟建設に係る増工事費の内容や年度実績評価結果などについて意見が交わされたとの報告が事務局よりなされた。

労働基準監督署による指導及び是正勧告への対応について

労働基準監督署より、2017年4月から脳研の部長職を兼務している診療部医師の労働実態が管理監督者に該当しないことから、当該者の取扱いについて必要な見直しをすることとする指導と兼務以降の法定労働時間を超える時間外労働に対して割増賃金を支払うこととする是正勧告があった。

指導に対しては、給与規程を改正し一般職としての業務従事により発生した時間外労働に対して時間外勤務手当を支給することとし、是正勧告については、時間外労働の実績を調査し支払うことで対応するとの報告が事務局よりなされた。

北海道胆振東部地震におけるDMAT、DPATの活動状況について

派遣したDMAT、DPATが、現地で患者搬送や精神科医療提供などの活動を行ったとの報告が事務局よりなされた。

新棟建設工事の進捗状況について

9月末時点で出来高93.77パーセントとなっており、作業スケジュールどおり進められているとの報告が事務局よりなされた。

審議事項

第1号議案　2018年度第1次補正予算について

地中障害物除去などのため、新棟建設工事の工事費を増額する必要があるとする「平成30年度第1次補正予算案」について審議の結果、原案のとおり承認された。

第2号議案　2019年度予算編成方針について

次期中期計画に定める事項を着実に遂行し、県民に提供するサービスその他の業務の質の向上や業務運営の改善及び効率化を目指すとともに、収入の確保や費用の節減等により、収支の改善に努めることとする「平成31年度予算編成方針案」について審議の結果、原案のとおり承認された。

協議事項

組織改正について

脳研における脳・循環器疾患の包括的な医療提供体制の整備を契機として、より一体的な運営管理体制のもとで県民に機敏かつ柔軟に質の高い医療を提供するため、2019年1月1日付けで脳研診療部門の組織を一部改正することを検討しているとの説明が理事長よりなされ、協議を行った。

その他

保険の加入状況について

さまざまなリスクに備えるため、損害賠償保険などに加入しているとの報告が事務局よりなされた。